最上徳内記念館企画展「伊藤瓢堂・親子作品展」《9/9～10/5》

2021.09.09

上の畑焼　～復興と継承～

尾花沢市の「上の畑焼」は、天保年間に長瀞藩領であった上野畑村（現在：銀山温泉白銀の滝上流）付近の陶石を用いて開窯しましたが、10年ほどで廃窯になり幻の窯といわれてきました。

・

その頃の磁器の破片等を集め研究し40年前に復興させたのが、銀山上の畑焼陶芸センター伊藤瓢堂氏です。

・

本企画展では、伊藤瓢堂夫妻による唐草文様や三多紋（吉祥文様）を施した作品や、二代目を受け継いだ娘の松浦加奈氏（村山市楯岡在住）による生活感あふれた作品。その他、TOKYO2020オリンピックの山形県記念品として制作された作品、また楯岡小学校に寄贈されている徳内が描かれた磁器大花瓶など、上の畑焼の復興と継承を物語る作品の数々を展示しています。

「上の畑焼き陶芸センター」ホームページはこちらからご覧ください。

https://ginzan-kaminohatayaki.jp/